HTMLで作ったページは、無料でもネットに公開できます。
ただし、HTMLファイルを作っただけでは、他の人がインターネット上で見られる状態にはなりません。公開するには、HTMLファイルを置く場所、つまりサーバーやホスティングサービスが必要です。
無料で公開する方法としては、GitHub Pages、Netlify、Cloudflare Pagesなどの静的サイト向けサービスを使う方法があります。これらを使えば、HTML・CSS・画像ファイルだけで作った簡単なページを、無料で公開できます。
結論として、練習用やポートフォリオ、簡単な告知ページなら無料公開でも十分です。ただし、事業用サイトとして使うなら、独自ドメイン、問い合わせフォーム、SEO、保守まで考える必要があります。
この記事では、HTMLページを無料で公開する方法、代表的な無料サービス、公開手順、費用の目安、事業用サイトで注意したいポイントを初心者向けにまとめます。
この記事は、「HTMLで作ったページをネットに公開したい」「無料でホームページを公開したい」「サーバーやWordPressなしでHTMLを見せたい」という方向けの内容です。
この記事で分かること
- HTMLページを無料で公開できるのか
- HTMLを公開するために必要なもの
- 無料で使える代表的な公開方法
- GitHub Pages・Netlify・Cloudflare Pagesの違い
- HTMLページを公開する基本手順
- 無料公開の注意点
- 事業用サイトで無料公開を使う時の判断基準
HTMLページを公開するために必要なもの
HTMLページを公開するには、HTMLファイル、関連ファイル、公開場所の3つが必要です。
まず、ページ本体となるHTMLファイルが必要です。通常は、トップページになるファイル名を「index.html」にします。あわせて、デザインを整えるCSS、動きを付けるJavaScript、画像ファイルなども用意します。
そして、それらのファイルをインターネット上に置く場所が必要です。無料公開サービスを使う場合は、GitHub Pages、Netlify、Cloudflare Pagesなどがその役割を果たします。
公開に必要なもの
| 必要なもの | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| HTMLファイル | ページの本文や構造を作る | index.html |
| CSSファイル | デザインを整える | style.css |
| 画像ファイル | 写真やアイコンを表示する | jpg、png、webp |
| JavaScript | 動きを付ける | script.js |
| 公開場所 | ネット上にファイルを置く | GitHub Pages、Netlifyなど |
HTMLを無料で公開する代表的な方法
HTMLを無料で公開するなら、GitHub Pages、Netlify、Cloudflare Pagesが代表的です。
どれもHTML・CSS・JavaScriptで作った静的サイトを公開できます。ただし、使いやすさや向いている人は少し違います。
初心者がHTMLページを無料公開するなら、まずはNetlifyかCloudflare Pagesが使いやすいです。
| 方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| GitHub Pages | GitHubリポジトリから静的サイトを公開できる | GitHubを使ってみたい人、コード管理もしたい人 |
| Netlify | 静的サイトを無料公開しやすく、操作画面も分かりやすい | 初心者、ポートフォリオやLPを公開したい人 |
| Cloudflare Pages | 静的サイト公開に対応し、無料枠も大きい | 表示速度や独自ドメイン連携も意識したい人 |
| 無料レンタルサーバー | FTPでHTMLをアップロードして公開できる場合がある | 昔ながらのサーバー操作を試したい人 |
この記事では、初心者でも使いやすいように、HTMLファイルを無料公開する考え方を中心に説明します。どのサービスを使う場合でも、基本は「HTMLファイルを用意する」「公開サービスにアップロードする」「URLで表示確認する」という流れです。
方法1:NetlifyでHTMLを無料公開する
Netlifyを使うと、HTML・CSS・画像ファイルをまとめたフォルダをアップロードして、無料でWebページを公開できます。
GitHub Pagesはリポジトリやブランチの考え方に慣れが必要ですが、Netlifyはドラッグ&ドロップで公開できるため、初心者にも分かりやすい方法です。
HTMLファイル一式を用意し、Netlifyにアップロードすると、専用のURLが発行されます。そのURLを開けば、自分以外の人もインターネット上でページを見られるようになります。
Netlifyで公開する全体の流れ
- HTMLファイル一式をフォルダにまとめる
- トップページのファイル名をindex.htmlにする
- Netlifyアカウントを作成する
- Netlify Dropまたは管理画面を開く
- HTMLフォルダをドラッグ&ドロップする
- 発行されたURLを開く
- 画像・CSS・スマホ表示を確認する
- 必要に応じてサイト名や独自ドメインを設定する
手順1:HTMLファイル一式をフォルダにまとめる
まず、公開したいHTMLファイル、CSS、画像を1つのフォルダにまとめます。
Netlifyにアップロードするのは、HTMLファイル単体ではなく、サイトに必要なファイル一式を入れたフォルダです。トップページになるHTMLファイル、CSSファイル、画像フォルダなどを同じフォルダ内に入れておきます。
トップページとして表示したいファイル名は、基本的に「index.html」にします。これがないと、Netlifyで公開してもトップページがうまく表示されないことがあります。
フォルダ構成の例
my-site
├ index.html
├ style.css
└ images
└ main.jpg
フォルダ名は自由ですが、日本語や空白を含めない方が管理しやすいです。たとえば「my-site」「portfolio」「html-practice」のような英数字の名前にしておくと安心です。
手順2:ローカルで表示を確認する
アップロード前に、自分のパソコンでHTMLページが表示されるか確認します。
index.htmlをダブルクリックしてブラウザで開き、見た目が崩れていないか、CSSが反映されているか、画像が表示されているかを確認しましょう。
ここで画像やCSSが表示されていない場合、Netlifyにアップロードしても同じように表示されない可能性が高いです。先にファイル名、フォルダ名、パスを直しておきます。
アップロード前の確認リスト
- index.htmlをブラウザで開けるか
- CSSが反映されているか
- 画像が表示されているか
- リンクが正しく動くか
- スマホ幅でも大きく崩れていないか
- 不要な個人情報やテスト文が残っていないか
- ファイル名に日本語や空白が多く含まれていないか
手順3:Netlifyアカウントを作成する
次に、Netlifyのアカウントを作成します。
Netlifyの公式サイトにアクセスし、メールアドレスやGitHubアカウントなどを使って登録します。HTMLファイルをドラッグ&ドロップで公開するだけなら、まずは無料プランで問題ありません。
登録後、Netlifyの管理画面に入ります。管理画面では、公開したサイトの一覧、URL、デプロイ履歴、サイト名、ドメイン設定などを確認できます。
手順4:Netlify Dropを開く
HTMLフォルダをアップロードするために、Netlify Dropを開きます。
Netlify Dropは、サイト用のフォルダをドラッグ&ドロップして公開できる画面です。Netlifyの管理画面から新しいプロジェクトを作成する流れでも公開できますが、初心者にはドラッグ&ドロップの方法が分かりやすいです。
画面に「Deploy zone」やアップロードできるエリアが表示されたら、そこに先ほど作ったHTMLフォルダを入れる準備をします。
Netlify公式でも、HTMLなどのサイトファイルを含むプロジェクトフォルダをドラッグ&ドロップすることで公開できると案内されています。
手順5:HTMLフォルダをドラッグ&ドロップする
用意したHTMLフォルダを、Netlifyのアップロードエリアにドラッグ&ドロップします。
この時、index.htmlだけでなく、CSSや画像フォルダも含まれたフォルダをアップロードしましょう。HTMLだけをアップロードすると、画像やデザインが反映されないことがあります。
アップロードが始まると、Netlify側で自動的にデプロイ処理が行われます。デプロイとは、サイトをインターネット上で見られる状態にする作業のことです。
ドラッグ&ドロップ時の確認ポイント
- フォルダ直下にindex.htmlがあるか
- style.cssなどのCSSファイルが入っているか
- 画像フォルダも一緒に入っているか
- 不要な古いファイルが混ざっていないか
- ZIPファイルの場合は、必要に応じて展開してからアップロードする
- フォルダ容量が大きすぎないか
手順6:発行されたURLを開く
デプロイが完了すると、NetlifyのURLが発行されます。
Netlifyで公開したサイトには、最初にランダムな名前のURLが付くことがあります。URLは、基本的に「netlify.app」で終わる形になります。
発行されたURLをクリックして、HTMLページが正しく表示されるか確認しましょう。ページが表示されれば、HTMLの無料公開は完了です。
NetlifyのURL例
https://sample-site-name.netlify.app/
このURLを共有すれば、他の人もページを見ることができます。ただし、事業用に使う場合は、ランダムなURLのままだと信頼感が弱く見えることがあるため、サイト名の変更や独自ドメイン設定も検討しましょう。
手順7:サイト名を変更する
公開後は、必要に応じてNetlify上のサイト名を変更します。
Netlifyで自動発行されるURLは、最初はランダムな名前になることがあります。管理画面からサイト名を変更すると、URLの一部を分かりやすくできます。
たとえば、ポートフォリオなら「yourname-portfolio」、練習用なら「html-practice」など、内容が分かる名前にすると管理しやすいです。
サイト名変更の考え方
- 英数字とハイフンで分かりやすくする
- 長すぎる名前にしない
- 公開しても違和感のない名前にする
- 事業用なら屋号やサービス名に近い名前にする
- すでに使われている名前は使えないことがある
手順8:画像・CSS・スマホ表示を確認する
公開できたら、ページが正しく表示されているか細かく確認します。
Netlifyで公開した後に、画像が出ない、CSSが効かない、レイアウトが崩れる、といったことがあります。多くの場合、原因はファイル名やフォルダ名、画像パスの間違いです。
また、パソコンではきれいに見えても、スマホで見ると文字が小さい、横にはみ出す、ボタンが押しにくいといった問題が起きることもあります。
公開後の確認リスト
- ページがURLで開けるか
- CSSが反映されているか
- 画像が表示されているか
- リンク先が正しく開くか
- スマホで横にはみ出していないか
- 文字サイズが読みやすいか
- 問い合わせ先やSNSリンクが正しいか
- 不要なテスト文や仮画像が残っていないか
手順9:修正したい時は再アップロードする
HTMLを修正したい場合は、ローカルのファイルを直してから、Netlifyに再アップロードします。
Netlifyでドラッグ&ドロップ公開したサイトを更新する場合、修正したHTMLフォルダを再度アップロードします。既存サイトを更新したい場合は、新しいサイトとしてアップロードするのではなく、対象サイトのDeploysページから再デプロイする必要があります。
ここを間違えると、修正したつもりが別の新しいURLで公開されてしまうことがあります。すでに公開済みのサイトを更新する時は、必ず既存サイトの管理画面に入ってからアップロードしましょう。
Netlifyでサイトを更新する流れ
- パソコン上でHTML・CSS・画像を修正する
- ブラウザでローカル表示を確認する
- Netlifyにログインする
- 更新したい既存サイトを開く
- Deploysページを開く
- 修正後のフォルダをドラッグ&ドロップする
- 公開URLで修正内容を確認する
Netlifyで表示されない時の確認ポイント
Netlifyで表示されない時は、index.htmlの場所、ファイル構成、画像やCSSのパスを確認しましょう。
特に多いのは、アップロードしたフォルダの中にさらに別フォルダが入っていて、Netlifyから見るとindex.htmlが直下にないケースです。この場合、トップページがうまく表示されないことがあります。
また、画像やCSSが表示されない時は、ファイル名の大文字・小文字、フォルダ名、拡張子、相対パスを確認してください。
表示されない時の確認リスト
- index.htmlがフォルダ直下にあるか
- index.htmlのファイル名が正しいか
- CSSファイルを一緒にアップロードしているか
- 画像フォルダもアップロードしているか
- 画像やCSSのパスが正しいか
- ファイル名の大文字・小文字が一致しているか
- アップロードするフォルダを間違えていないか
- 古いURLではなく最新の公開URLを開いているか
- 公開後、少し待ってから再読み込みしたか
Netlifyは、HTMLページを無料で公開する方法としてかなり使いやすいサービスです。ただし、WordPressのような管理画面で本文を編集する仕組みではありません。修正する時はHTMLやCSSのファイルを直して、再度デプロイする必要があります。
方法2:Cloudflare PagesでHTMLを無料公開する
Cloudflare Pagesを使うと、HTML・CSS・画像ファイルで作った静的サイトを無料で公開できます。
Cloudflare Pagesは、静的サイトを公開するためのサービスです。GitHubなどと連携して公開する方法もありますが、初心者がHTMLファイルを無料公開するだけなら、Direct Uploadを使ってフォルダをアップロードする方法が分かりやすいです。
Direct Uploadでは、事前に用意したHTMLファイル一式をCloudflare Pagesにアップロードし、専用のURLで公開できます。Netlifyと同じように、HTMLファイルをまとめたフォルダをアップロードして公開するイメージです。
Cloudflare Pagesで公開する全体の流れ
- HTMLファイル一式をフォルダにまとめる
- トップページのファイル名をindex.htmlにする
- Cloudflareアカウントを作成する
- Cloudflareの管理画面でWorkers & Pagesを開く
- Pagesプロジェクトを作成する
- Direct Uploadを選ぶ
- HTMLフォルダをアップロードする
- 発行されたURLで表示を確認する
- 画像・CSS・スマホ表示を確認する
- 必要に応じて独自ドメインを設定する
手順1:HTMLファイル一式をフォルダにまとめる
まず、公開したいHTMLファイル、CSS、画像を1つのフォルダにまとめます。
Cloudflare Pagesにアップロードするのは、ページに必要なファイル一式です。HTMLファイルだけでなく、CSSファイル、画像フォルダ、JavaScriptファイルがある場合は、それらも同じフォルダ内にまとめておきます。
トップページとして表示したいHTMLファイルは、基本的に「index.html」という名前にします。index.htmlがないと、公開後にトップページが表示されないことがあります。
フォルダ構成の例
my-site
├ index.html
├ style.css
├ script.js
└ images
└ main.jpg
フォルダ名やファイル名は、英数字とハイフンでそろえると管理しやすいです。日本語や空白が入っていても動く場合はありますが、公開後のトラブルを減らすためには、できるだけシンプルな名前にしておきましょう。
手順2:ローカルで表示を確認する
アップロード前に、自分のパソコンでHTMLページが正しく表示されるか確認します。
index.htmlをブラウザで開き、CSSが反映されているか、画像が表示されているか、リンクが正しく動くかを見ておきましょう。
この時点で表示が崩れている場合、Cloudflare Pagesにアップロードしても同じように崩れる可能性があります。先にファイル名、フォルダ名、画像パス、CSSの読み込みを確認しておきます。
アップロード前の確認リスト
- index.htmlをブラウザで開けるか
- CSSが反映されているか
- 画像が表示されているか
- リンク先が正しく開くか
- スマホ幅でも大きく崩れていないか
- 不要な個人情報やテスト文が残っていないか
- ファイル名に日本語や空白が多く含まれていないか
手順3:Cloudflareアカウントを作成する
次に、Cloudflareのアカウントを作成します。
Cloudflare Pagesを使うには、Cloudflareアカウントが必要です。メールアドレスなどを使って登録し、管理画面にログインします。
Cloudflareは、Pages以外にもDNS、CDN、セキュリティ、ドメイン管理などの機能があります。最初は画面が少し複雑に感じるかもしれませんが、HTMLを公開するだけなら、Workers & Pagesの画面を使います。
手順4:Workers & Pagesを開く
Cloudflareの管理画面にログインしたら、Workers & Pagesを開きます。
Cloudflare Pagesのプロジェクトは、Cloudflare管理画面のWorkers & Pagesから作成します。画面内で「Create application」や「Create project」のようなボタンを探し、Pagesの作成画面へ進みます。
Cloudflare公式でも、静的HTMLサイトをPagesで公開する流れとして、CloudflareダッシュボードのWorkers & Pagesからアプリケーションを作成し、Pagesタブを選ぶ手順が案内されています。
開く場所の目安
Cloudflare管理画面
↓
Workers & Pages
↓
Create application / Create project
↓
Pages
手順5:Direct Uploadを選ぶ
HTMLフォルダを直接アップロードしたい場合は、Direct Uploadを選びます。
Cloudflare Pagesには、GitHubなどのリポジトリと連携して公開する方法と、事前に用意したファイルを直接アップロードする方法があります。
HTML初心者が無料公開を試すだけなら、Git連携よりDirect Uploadの方が分かりやすいです。作成済みのHTMLフォルダをアップロードして、Cloudflare Pages上で公開できます。
注意点として、Direct Uploadで作成したプロジェクトは、あとからGit連携へ切り替えられない場合があります。将来的にGitHub連携で自動デプロイしたい場合は、最初からGit連携で作ることも検討しましょう。
手順6:プロジェクト名を決める
Cloudflare Pagesで公開するサイトのプロジェクト名を決めます。
プロジェクト名は、管理画面でサイトを見分けるために使います。また、初期URLの一部として使われる場合もあるため、公開しても違和感のない名前にしておきましょう。
たとえば、練習用なら「html-practice」、ポートフォリオなら「portfolio-site」、事業用のテストなら「service-lp-test」のように、英数字とハイフンで分かりやすく付けると管理しやすいです。
プロジェクト名の例
- html-practice
- portfolio-site
- sample-lp
- service-page-test
- company-profile
手順7:HTMLフォルダをアップロードする
用意したHTMLフォルダをCloudflare Pagesにアップロードします。
Direct Uploadの画面で、index.html、CSS、画像フォルダなどを含んだフォルダをアップロードします。Cloudflare公式では、Direct Uploadの方法としてWranglerとドラッグ&ドロップが案内されています。
初心者の場合は、まずドラッグ&ドロップでアップロードする方法が分かりやすいです。フォルダをアップロードしたら、Cloudflare側でデプロイ処理が行われ、ページが公開されます。
アップロード時の確認ポイント
- index.htmlがフォルダ直下にあるか
- CSSファイルを一緒にアップロードしているか
- 画像フォルダも含めているか
- JavaScriptがある場合は一緒に含めているか
- 不要なテストファイルが混ざっていないか
- ファイル名の大文字・小文字がHTML内の指定と一致しているか
- フォルダ容量が大きすぎないか
手順8:発行されたURLを確認する
デプロイが完了すると、Cloudflare PagesのURLが発行されます。
発行されたURLを開き、HTMLページが表示されるか確認しましょう。初期URLは、Cloudflare Pagesのドメインを使ったURLになります。
ページが表示されれば、HTMLページの無料公開は完了です。ただし、公開直後は反映に少し時間がかかることがあります。すぐに表示されない場合は、少し待ってから再読み込みしてみましょう。
Cloudflare PagesのURL例
https://project-name.pages.dev/
手順9:画像・CSS・スマホ表示を確認する
公開後は、ページ全体が正しく表示されているか確認します。
Cloudflare Pagesで公開した後に、CSSが効かない、画像が表示されない、リンクが切れている、といったことがあります。多くの場合、ファイル名、フォルダ名、パス指定のミスが原因です。
また、パソコンでは問題なく見えても、スマホで見ると文字が小さい、横にはみ出す、ボタンが押しにくいということもあります。公開後はスマホでも確認しましょう。
公開後の確認リスト
- 公開URLでページが開けるか
- CSSが反映されているか
- 画像が表示されているか
- JavaScriptの動きが必要な場合、正しく動くか
- リンク先が正しく開くか
- スマホで横にはみ出していないか
- 文字サイズやボタンが見やすいか
- 不要なテスト文や仮画像が残っていないか
- 他の人がURLを開いても見られるか
手順10:修正したい時は再アップロードする
公開後に修正したい場合は、HTMLやCSSを直してから再度アップロードします。
Direct Uploadで公開したサイトは、WordPressのように管理画面で本文を編集する仕組みではありません。修正したい場合は、手元のHTMLファイルやCSSファイルを編集し、修正後のフォルダを再アップロードする流れになります。
新しいプロジェクトとしてアップロードしてしまうと、別のURLが発行されてしまうことがあります。既存サイトを更新したい場合は、対象のCloudflare Pagesプロジェクトを開いて、新しいデプロイとしてアップロードしましょう。
Cloudflare Pagesでサイトを更新する流れ
- パソコン上でHTML・CSS・画像を修正する
- ローカルで表示を確認する
- Cloudflareにログインする
- 既存のPagesプロジェクトを開く
- 新しいデプロイを作成する
- 修正後のフォルダをアップロードする
- 公開URLで修正内容を確認する
Cloudflare Pagesで表示されない時の確認ポイント
Cloudflare Pagesで表示されない時は、index.htmlの場所、アップロード方法、画像やCSSのパスを確認しましょう。
特に多いのは、index.htmlがフォルダ直下にないケースです。アップロードしたフォルダの中にさらに別フォルダがあり、その中にindex.htmlが入っていると、トップページが表示されないことがあります。
また、画像やCSSが表示されない場合は、ファイル名の大文字・小文字、フォルダ名、拡張子、相対パスを確認します。パソコン上では表示されていても、公開環境では大文字・小文字の違いで読み込めないことがあります。
表示されない時の確認リスト
- index.htmlがフォルダ直下にあるか
- index.htmlのファイル名が正しいか
- Direct Uploadで正しいフォルダをアップロードしたか
- CSSファイルを一緒にアップロードしているか
- 画像フォルダもアップロードしているか
- 画像やCSSのパスが正しいか
- ファイル名の大文字・小文字が一致しているか
- 古いURLではなく最新の公開URLを開いているか
- 公開後、少し待ってから再読み込みしたか
- ブラウザのキャッシュが影響していないか
Cloudflare Pagesは、HTMLページを無料で公開する方法として便利です。ただし、Direct UploadはWordPressのような管理画面で編集する方法ではないため、修正時はHTMLやCSSを編集して再アップロードする運用になります。
方法3:GitHub PagesでHTMLを無料公開する
GitHub Pagesを使うと、HTML・CSS・画像ファイルで作った静的ページを無料で公開できます。
GitHub Pagesは、GitHub上に置いたファイルをWebサイトとして公開できる機能です。HTMLファイルをリポジトリにアップロードし、Pages設定を有効にすると、専用のURLでページを見られるようになります。
最初は少し難しく見えますが、流れはシンプルです。GitHubアカウントを作り、リポジトリを作成し、index.htmlをアップロードして、SettingsからPagesを有効にします。
GitHub Pagesで公開する全体の流れ
- GitHubアカウントを作成する
- 公開用のリポジトリを作成する
- index.html、CSS、画像ファイルをアップロードする
- リポジトリのSettingsを開く
- Pagesの設定を開く
- 公開元のブランチとフォルダを選ぶ
- 発行されたURLにアクセスする
- 画像・CSS・スマホ表示を確認する
手順1:GitHubアカウントを作成する
まず、GitHubのアカウントを作成します。
GitHub Pagesを使うには、GitHubアカウントが必要です。メールアドレス、ユーザー名、パスワードを登録して、アカウントを作成します。
GitHubのユーザー名は、公開URLに使われることがあります。練習用なら自由な名前でも問題ありませんが、ポートフォリオや事業用に近い用途で使うなら、見られても違和感のないユーザー名にしておくと安心です。
手順2:新しいリポジトリを作成する
次に、HTMLファイルを置くためのリポジトリを作成します。
リポジトリとは、HTMLやCSS、画像などのファイルをまとめて管理する場所です。GitHubにログインしたら、画面右上の「+」や「New repository」から新しいリポジトリを作成します。
リポジトリ名は、公開するページの内容が分かる名前にしておくと管理しやすいです。たとえば、練習用なら「html-practice」、ポートフォリオなら「portfolio」などで問題ありません。
リポジトリ作成時の設定例
| 項目 | 設定例 | 補足 |
|---|---|---|
| Repository name | html-practice | URLの一部になるため分かりやすい名前にする |
| Description | My first HTML page | 空欄でも問題ない |
| Public / Private | Public | 無料で公開するならPublicが分かりやすい |
| Add a README file | どちらでも可 | 初心者はチェックありでも問題ない |
リポジトリをPrivateにしている場合、プランや設定によってGitHub Pagesの公開条件が変わることがあります。初心者が練習用に無料公開するなら、まずはPublicリポジトリで試す方が分かりやすいです。
手順3:HTMLファイルを用意する
公開したいHTMLファイルを用意します。
GitHub Pagesでトップページとして表示したいファイルは、基本的に「index.html」という名前にします。CSSファイルや画像ファイルがある場合は、HTMLファイルと同じフォルダ、または分かりやすいフォルダ構成でまとめておきます。
たとえば、次のような構成にしておくと分かりやすいです。
ファイル構成の例
index.html
style.css
images/main.jpg
HTML内でCSSや画像を読み込んでいる場合は、ファイル名とフォルダ名が正しいか確認しましょう。特に、公開後はファイル名の大文字・小文字の違いで表示されないことがあります。
手順4:リポジトリにファイルをアップロードする
作成したリポジトリに、HTMLファイル一式をアップロードします。
リポジトリを開き、「Add file」から「Upload files」を選びます。そこに、index.html、style.css、画像フォルダなどをまとめてアップロードします。
アップロード後は、「Commit changes」をクリックして保存します。GitHubでは、ファイルをアップロードしただけではなく、変更内容をコミットすることでリポジトリに反映されます。
アップロード時の確認ポイント
- index.htmlが入っているか
- CSSファイルをアップロードしているか
- 画像フォルダもアップロードしているか
- HTML内のファイルパスと実際のフォルダ名が一致しているか
- ファイル名に日本語や不要な空白が入っていないか
- Commit changesまで完了しているか
手順5:SettingsからPagesを開く
ファイルをアップロードしたら、リポジトリのSettingsからPages設定を開きます。
リポジトリ画面の上部にある「Settings」をクリックします。Settings画面を開いたら、左側メニューの「Pages」を探して開きます。
GitHub公式でも、GitHub Pagesの公開元を設定するには、リポジトリのSettingsからPagesを開く流れが案内されています。
手順6:公開元のブランチとフォルダを選ぶ
Pagesの設定画面で、公開元となるブランチとフォルダを選びます。
初心者の場合は、公開元を「Deploy from a branch」にし、ブランチは「main」、フォルダは「/root」を選ぶ形が分かりやすいです。
これは、mainブランチの一番上の階層に置いたindex.htmlを公開する設定です。GitHub公式でも、公開元にはブランチとフォルダを指定できると説明されています。
初心者向けの設定例
| 項目 | 設定例 | 意味 |
|---|---|---|
| Source | Deploy from a branch | ブランチ内のファイルを公開する |
| Branch | main | mainブランチを公開元にする |
| Folder | /root | リポジトリ直下のindex.htmlを使う |
設定後に「Save」をクリックすると、GitHub Pagesの公開処理が始まります。すぐに反映される場合もありますが、数分ほど待つこともあります。
手順7:公開URLを開いて確認する
Pages設定が完了すると、公開URLが表示されます。
表示されたURLを開き、HTMLページが正しく表示されるか確認します。公開直後は反映に少し時間がかかることがあるため、すぐに表示されない場合は数分待ってから再読み込みしてみましょう。
GitHub PagesのURLは、一般的に次のような形になります。
GitHub PagesのURL例
https://ユーザー名.github.io/リポジトリ名/
ページが表示されたら、HTMLの公開は完了です。ただし、この時点で終わりにせず、画像、CSS、リンク、スマホ表示まで確認しましょう。
手順8:画像・CSS・リンクを確認する
公開後は、ページ全体が正しく表示されているか確認します。
自分のパソコンでは正しく見えていても、GitHub Pagesで公開すると画像が表示されない、CSSが効かない、リンク先が404になる、といったことがあります。
多くの場合、原因はファイルパスの間違いです。特に、画像フォルダ名、CSSファイル名、大文字・小文字、拡張子の違いに注意しましょう。
公開後の確認リスト
- index.htmlが表示されているか
- CSSが反映されているか
- 画像が表示されているか
- リンク先が正しく開くか
- スマホで見ても崩れていないか
- 不要な個人情報を載せていないか
- URLを他の人が開いても見られるか
GitHub Pagesで表示されない時の確認ポイント
GitHub Pagesで表示されない時は、まずindex.html、Pages設定、ファイルパスを確認しましょう。
初心者がつまずきやすいのは、index.htmlの名前が違う、ファイルをアップロードした階層が違う、Pagesの公開元が違う、CSSや画像のパスが間違っている、といったケースです。
また、公開直後は反映まで少し時間がかかることがあります。設定した直後に表示されない場合でも、数分待ってから再読み込みしてみましょう。
表示されない時の確認リスト
- index.htmlという名前になっているか
- index.htmlがリポジトリ直下にあるか
- Pages設定で公開元を保存しているか
- Branchがmainになっているか
- Folderが/rootになっているか
- CSSや画像ファイルもアップロードしているか
- 画像やCSSのパスが正しいか
- ファイル名の大文字・小文字が一致しているか
- 公開URLの末尾まで正しく開いているか
- 設定後、数分待ってから再読み込みしたか
GitHub Pagesは無料で使える便利な方法ですが、HTMLやCSSのファイル構成をそのまま公開する仕組みです。WordPressのような管理画面はないため、修正したい場合はファイルを編集して再度アップロードする必要があります。
HTMLを無料公開する時の費用目安
HTMLページは0円で公開できますが、事業用に整えるなら周辺費用がかかることがあります。
無料公開サービスを使えば、サーバー代をかけずにHTMLページを公開できます。サービス側の無料URLを使うなら、独自ドメインなしでも公開できます。
ただし、事業用サイトとして使うなら、独自ドメインを取得した方が信頼感は出しやすいです。また、問い合わせフォーム、アクセス解析、保守、修正作業などを考えると、完全無料で長期運用するのは難しい場合があります。
費用の目安
| 項目 | 費用目安 | 内容 |
|---|---|---|
| HTMLファイル作成 | 自作なら0円 | 自分でHTML・CSSを書く場合 |
| 無料公開サービス | 0円〜 | GitHub Pages、Netlify、Cloudflare Pagesなど |
| 独自ドメイン | 年1,000円〜4,000円前後 | 自社サイトらしいURLにしたい場合 |
| 問い合わせフォーム | 0円〜月数千円前後 | 外部フォームやフォームサービスを使う場合 |
| レンタルサーバー | 月500円〜1,500円前後 | 一般的なサーバーで運用する場合 |
| 制作依頼 | 数万円〜数十万円以上 | HTMLサイトやLP制作を依頼する場合 |
| 更新・保守 | 月数千円〜数万円前後 | 修正や管理を依頼する場合 |
無料公開はあくまでスタート地点です。公開後に修正したい、問い合わせを受けたい、検索から集客したい、スマホ表示を整えたい場合は、追加の作業や費用が発生することがあります。
無料公開したHTMLページでできること・できないこと
無料公開したHTMLページでも、情報発信や簡単な告知はできます。
しかし、WordPressのように管理画面から記事を増やしたり、問い合わせフォームを簡単に管理したり、ブログを継続更新したりするには向いていません。
HTMLサイトはシンプルな分、更新するにはファイルを直接編集する必要があります。1ページだけなら問題ありませんが、ページ数が増えると管理が大変になります。
| 項目 | 無料HTML公開 | WordPress |
|---|---|---|
| 1ページ公開 | 向いている | 可能 |
| ブログ更新 | 手作業になりやすい | 向いている |
| 問い合わせフォーム | 外部サービスが必要になりやすい | プラグインで作りやすい |
| デザイン修正 | HTML・CSS編集が必要 | テーマやブロックで調整しやすい |
| SEO記事の追加 | ページが増えると管理が大変 | 積み上げやすい |
| 保守管理 | シンプルだが手作業 | 更新・バックアップが必要 |
HTMLを無料公開する時によくある失敗
HTMLを無料公開する時によくある失敗は、公開後に画像やCSSが表示されないことです。
自分のパソコンでは表示されていたのに、ネットに公開すると画像が出ない、デザインが崩れる、CSSが効かない、リンクが切れる、といったトラブルはよくあります。
原因として多いのは、ファイル名の違い、フォルダ構成の違い、画像パスの間違い、大文字・小文字の違い、index.htmlの置き場所の間違いです。
よくある失敗例
- index.htmlがない
- HTMLファイル名が間違っている
- 画像フォルダをアップロードしていない
- CSSファイルのパスが間違っている
- ファイル名の大文字・小文字が違う
- ローカルの絶対パスを使っている
- スマホ表示を確認していない
- 問い合わせ先を載せ忘れている
- 無料URLのまま事業用サイトとして使っている
特に、画像の指定が自分のパソコン内の場所になっている場合、公開後には表示されません。HTML、CSS、画像を同じフォルダ構成でアップロードし、相対パスで指定しましょう。
事業用サイトを無料HTML公開だけで作るのはあり?
事業用サイトを無料HTML公開だけで作ることもできますが、長期運用には注意が必要です。
名刺代わりの1ページサイトや、短期キャンペーンページであれば、HTMLを無料公開する方法でも十分な場合があります。
しかし、問い合わせを増やしたい、ブログ記事を追加したい、SEOで集客したい、料金ページや事例ページを増やしたい場合は、HTMLだけで管理するのは大変です。
無料HTML公開だけでよいケース
- HTML・CSSの練習用ページ
- ポートフォリオの一部
- 短期イベントの告知ページ
- 社内確認用のテストページ
- 問い合わせを強く狙わない簡易ページ
- 更新頻度がほとんどないページ
WordPressや有料サーバーを検討した方がよいケース
- 問い合わせ獲得を目的にしている
- ブログやお知らせを更新したい
- SEO記事を増やしたい
- 制作事例や実績を追加したい
- 複数人で更新したい
- 予約フォームや問い合わせフォームを使いたい
- 事業用の信頼感を出したい
- 公開後の改善や保守も考えている
無料公開したHTMLページを独自ドメインにできる?
無料公開サービスでも、独自ドメインを設定できる場合があります。
GitHub Pages、Netlify、Cloudflare Pagesなどでは、独自ドメインを設定できる場合があります。無料サービス側のURLではなく、自分で取得したドメインを使うことで、事業用サイトらしい印象にしやすくなります。
ただし、独自ドメイン自体は基本的に有料です。年1,000円〜4,000円前後を目安に見ておくとよいでしょう。ドメインの種類や更新年数によって費用は変わります。
事業用として使うなら、無料サービスの初期URLのままより、独自ドメインを設定した方が信頼感は出しやすいです。名刺やSNSプロフィール、Googleビジネスプロフィールに載せる場合も、独自ドメインの方が見た目が自然です。
業者に相談した方がよいケース
HTMLページを事業用に公開する場合は、無料公開だけでなく、導線や保守まで考える必要があります。
HTMLを無料で公開するだけなら、自分でも試しやすいです。しかし、問い合わせフォームを付けたい、スマホ表示を整えたい、独自ドメインを設定したい、SEOを考えたい、事業用サイトとして信頼感を出したい場合は、専門的な調整が必要になることがあります。
また、HTMLサイトは更新作業が手作業になりやすいため、公開後の修正や管理をどうするかも考えておく必要があります。
相談した方がよいケース
- HTMLページを事業用サイトとして使いたい
- 独自ドメインを設定したい
- 問い合わせフォームを設置したい
- スマホ表示が崩れている
- 画像やCSSが正しく表示されない
- SEOを考えたページにしたい
- HTMLサイトをWordPressに移したい
- 公開後の更新や修正も任せたい
よくある質問
できます。GitHub Pages、Netlify、Cloudflare Pagesなどを使えば、HTML・CSS・画像ファイルで作った静的ページを無料で公開できます。ただし、独自ドメインや問い合わせフォームなどは別途費用や設定が必要になる場合があります。
インターネット上に公開するには、ファイルを置く場所が必要です。一般的なレンタルサーバーでも公開できますが、静的HTMLだけならGitHub PagesやNetlifyなどの無料公開サービスを使う方法もあります。
使うことはできます。ただし、事業用なら独自ドメイン、問い合わせフォーム、スマホ表示、SEO、更新方法を考える必要があります。名刺代わりの1ページなら問題ない場合もありますが、集客目的ならWordPressや有料サーバーも検討しましょう。
多くの場合、画像やCSSのパスが間違っています。ファイル名、フォルダ名、大文字・小文字、アップロード漏れ、相対パスを確認しましょう。パソコン内の絶対パスを指定していると、公開後には表示されません。
1ページだけの簡単なサイトや練習用ならHTMLサイトでも十分です。ブログ更新、問い合わせ獲得、SEO記事の追加、複数ページ運用を考えるならWordPressの方が向いています。
まとめ:HTMLページは無料公開できるが目的に合わせて選ぶ
HTMLで作ったページは、無料でネットに公開できます。
GitHub Pages、Netlify、Cloudflare Pagesなどを使えば、HTML・CSS・画像ファイルで作った静的サイトを無料で公開できます。練習用、ポートフォリオ、簡単な告知ページであれば、無料公開でも十分使えます。
一方で、事業用サイトとして問い合わせ獲得やSEO集客を狙うなら、独自ドメイン、フォーム、スマホ表示、更新性、保守管理まで考える必要があります。
まずは無料公開で試し、ページ数を増やしたくなったり、問い合わせ導線を整えたくなったりした段階で、WordPress化や独自ドメイン運用を検討すると失敗しにくくなります。

