Cloudflare DNSは便利ですが、何となく導入すると、サイト表示やメールにトラブルが出ることがあります。
「無料で速くなるらしい」「セキュリティが強くなるらしい」「DNSをCloudflareに変えるだけで良いらしい」と聞いて、深く考えずに設定すると、あとで原因が分かりにくい不具合につながることがあります。
結論から言うと、Cloudflare DNSのデメリットは、DNS管理がCloudflare側に移ること、プロキシ設定を間違えるとサイトやメールに影響すること、SSLやキャッシュが絡むと初心者には原因の切り分けが難しくなることです。
Cloudflare自体が悪いわけではありません。むしろ、正しく使えば高速化・セキュリティ・DNS管理の面でかなり便利です。
ただし、小規模事業者やWordPressサイトでは、「今のサーバー」「メール設定」「SSL」「WordPressキャッシュ」「問い合わせフォーム」まで含めて確認してから導入する必要があります。
この記事では、Cloudflare DNSのデメリット、使う前に確認すること、導入していいケース・やめた方がいいケース、設定時の注意点を初心者向けに解説します。
この記事は、Cloudflare DNSを導入しようか迷っている小規模事業者・個人事業主・WordPress管理者向けです。
すでにCloudflareを入れて表示がおかしくなった方にも、原因の切り分けとして使える内容にしています。
この記事で分かること
- Cloudflare DNSとは何か
- Cloudflare DNSの主なデメリット
- メールが届かなくなる原因
- SSLエラーやリダイレクトループが起きる理由
- オレンジ雲とグレー雲の違い
- Cloudflare導入前に確認すること
- Cloudflareを使ってもいいケース
- Cloudflareを急いで使わない方がいいケース
- 小規模事業者が注意すべきポイント
Cloudflare DNSとは?
Cloudflare DNSとは、ドメインの接続先情報をCloudflareで管理する仕組みです。
通常、ドメインのDNSは、ドメイン取得サービスやレンタルサーバー側で管理します。Cloudflareを使う場合は、ネームサーバーをCloudflareに変更し、DNSレコードをCloudflare上で管理する形になります。
Cloudflareでは、単にDNSを管理するだけでなく、サイトへのアクセスをCloudflare経由にして、セキュリティや高速化の機能を使うこともできます。
この時によく出てくるのが、オレンジ雲とグレー雲です。
まず押さえる結論
- Cloudflare DNSは便利だが、初心者が何となく触ると危険
- ネームサーバーをCloudflareに変えると、DNS管理の場所が変わる
- Web用レコードとメール用レコードを分けて考える必要がある
- メール関連のレコードを間違えると、メール不通につながる
- SSL設定を間違えると、SSLエラーやリダイレクトループが起きることがある
- キャッシュが効くため、修正してもすぐ反映されないことがある
- 導入前に現在のDNS設定を必ず控えておく
Cloudflare DNSのデメリット一覧
Cloudflare DNSのデメリットは、機能そのものというより、設定や管理の難しさにあります。
特に、WordPress・レンタルサーバー・独自ドメインメールを使っている場合は注意が必要です。
主なデメリット
- DNS管理の場所が変わり、どこを触ればいいか分かりにくくなる
- メール設定を間違えると、独自ドメインメールが届かなくなる
- オレンジ雲とグレー雲の違いを理解しないと設定ミスが起きる
- SSL設定を間違えると、警告やリダイレクトループが起きる
- Cloudflareのキャッシュで修正がすぐ反映されないことがある
- サーバー側の不具合かCloudflare側の設定か切り分けにくい
- 問い合わせフォームや管理画面に影響することがある
- 障害時に確認する場所が増える
- 制作会社・保守業者との管理分担が分かりにくくなる
つまり、Cloudflare DNSは「入れれば絶対に良くなる魔法の設定」ではありません。
現在のサイト構成を理解したうえで使うと便利ですが、分からないまま導入するとトラブルの原因になります。
デメリット1:DNS管理の場所が変わる
Cloudflare DNSを使うと、DNS管理の場所がCloudflareに変わります。
これまでドメイン会社やレンタルサーバーでDNSを管理していた場合でも、ネームサーバーをCloudflareに変更すると、基本的にはCloudflare側のDNSレコードが有効になります。
そのため、あとからサーバー会社の管理画面でDNSを変更しても、実際には反映されないということがあります。
起きやすいトラブル
- サーバー会社側で設定したのに反映されない
- どこでDNSを管理しているか分からなくなる
- 制作会社に聞いても、ドメイン側なのかCloudflare側なのか切り分けに時間がかかる
- 昔の担当者だけがCloudflareのログイン情報を持っている
- ログインできず、DNS変更ができない
確認手順
- ドメイン管理画面を開く
- 現在のネームサーバーを確認する
- Cloudflareのネームサーバーになっているか確認する
- Cloudflareにログインできるか確認する
- Cloudflare側のDNSレコード一覧を確認する
- サーバー会社側のDNS設定だけを見て判断しない
解決策
Cloudflareを使う前に、現在のDNS管理場所を必ず確認しましょう。
導入後は、「DNSはCloudflareで管理している」と分かるように、管理メモや引き継ぎ資料を残しておくことが大切です。
制作会社や保守担当がいる場合は、Cloudflareのログイン情報・管理権限・DNS変更ルールを事前に共有しておきましょう。
デメリット2:メールが届かなくなることがある
Cloudflare DNSで特に注意したいのが、独自ドメインメールです。
ホームページだけなら表示トラブルで気づきやすいですが、メールは気づくのが遅れることがあります。
たとえば、MXレコード、SPF、DKIM、DMARC、mail用のAレコードなどを正しく移さないと、メールが届かない・迷惑メールに入りやすい・送信エラーになるといった問題が起きます。
メールで起きやすいトラブル
- 独自ドメインメールが受信できない
- メール送信はできるが受信できない
- 受信はできるが送信できない
- 問い合わせフォームの通知メールが届かない
- メールが迷惑メールに入りやすくなる
- SPFやDKIMの設定が抜ける
- mail用のレコードを誤ってプロキシにしてしまう
Cloudflareでは、Webサイト用のレコードとメール用のレコードを分けて考える必要があります。
特に、メールサーバー用の mail レコードは、通常「DNS only」で設定します。
確認手順
- 現在使っているメールサービスを確認する
- MXレコードを控える
- SPFレコードを控える
- DKIMやDMARCを使っているか確認する
- mail用のAレコード・CNAMEレコードを確認する
- Cloudflareに移す前にDNS設定をスクリーンショットで保存する
- 導入後に送信・受信・問い合わせフォーム通知をテストする
解決策
Cloudflare DNSを導入する前に、メール関連のDNSレコードを必ず控えておきましょう。
MX・SPF・DKIM・DMARC・mail用レコードを正しくCloudflare側に移し、導入後は実際にメール送受信をテストします。
問い合わせフォームを使っている場合は、フォーム送信後の通知メールが届くかも確認しましょう。
デメリット3:オレンジ雲とグレー雲を間違えると不具合が出る
Cloudflare DNSには、レコードごとにプロキシを有効にするかどうかの設定があります。
Cloudflareの画面では、よく「オレンジ雲」「グレー雲」と表現されます。
オレンジ雲はCloudflareのプロキシを通す状態、グレー雲はDNSのみの状態です。
オレンジ雲とグレー雲の違い
- オレンジ雲:Cloudflareのプロキシを通す
- グレー雲:DNSのみで、Cloudflareのプロキシを通さない
- Webサイト用:オレンジ雲にすることが多い
- メール用:基本的にDNS onlyで扱う
- FTPや特殊な接続:DNS onlyにする必要がある場合がある
何でもオレンジ雲にすれば良いわけではありません。
Cloudflareのプロキシは、主にHTTP/HTTPSのWebアクセス向けです。メールや一部の接続では、プロキシにすると不具合が出ることがあります。
確認手順
- CloudflareのDNS画面を開く
- Aレコード・CNAMEレコードのプロキシ状態を見る
- Webサイト用のレコードか確認する
- mail・ftp・smtpなどのレコードがオレンジ雲になっていないか確認する
- メール用・FTP用はDNS onlyが必要か確認する
- 変更後はサイト表示とメール送受信をテストする
解決策
まずは、Webサイト用のレコードとメール用のレコードを分けて整理しましょう。
Webサイト用の A や CNAME はオレンジ雲にすることがありますが、メール用の mail やMX関連の設定はDNS onlyで扱うことが多いです。
用途が分からないレコードを安易にオレンジ雲にせず、必要に応じてサーバー会社や制作担当に確認しましょう。
デメリット4:SSLエラーやリダイレクトループが起きることがある
Cloudflareを導入したあとに、SSLエラーやリダイレクトループが起きることがあります。
よくあるのは、Cloudflare側のSSL設定と、サーバー側・WordPress側のSSL設定が噛み合っていないケースです。
たとえば、サーバー側ではHTTPS化しているのに、Cloudflare側の設定が合っていないと、「リダイレクトが多すぎます」「安全ではありません」といった表示になることがあります。
起きやすい症状
- 「リダイレクトが多すぎます」と表示される
- SSL警告が出る
- httpからhttpsに切り替わらない
- httpsにすると表示できない
- WordPress管理画面に入れない
- 一部ページだけ表示が崩れる
- 画像やCSSが読み込まれない
確認手順
- サーバー側でSSL証明書が有効か確認する
- WordPressのサイトURLがhttpsになっているか確認する
- Cloudflare側のSSL設定を確認する
- httpからhttpsへのリダイレクト設定を確認する
- WordPressプラグインでリダイレクトを重複設定していないか確認する
- 一時的にCloudflareのプロキシをDNS onlyにして切り分ける
解決策
SSLエラーやリダイレクトループが出た場合は、Cloudflareだけを疑うのではなく、サーバー・WordPress・Cloudflareの3箇所を確認します。
原因が分からない場合は、一時的に対象レコードをDNS onlyにして、Cloudflare経由でない状態なら正常に表示されるか確認すると切り分けしやすくなります。
ただし、設定変更はサイト表示に影響するため、変更前の状態を必ずメモしてから行いましょう。
デメリット5:キャッシュで修正がすぐ反映されないことがある
Cloudflareにはキャッシュ機能があります。
これにより表示速度が上がることがありますが、修正した内容がすぐ反映されない原因にもなります。
WordPressで画像やCSSを変更したのに古い表示のまま、トップページだけ古い、問い合わせフォームの表示が変わらない、といった時はCloudflareのキャッシュが関係している可能性があります。
キャッシュで起きやすい症状
- 修正した画像が変わらない
- CSSが反映されない
- トップページだけ古い表示になる
- スマホだけ表示が古い
- WordPressのキャッシュ削除だけでは直らない
- 管理者には新しく見えるが、一般ユーザーには古く見える
確認手順
- WordPress側のキャッシュを削除する
- ブラウザキャッシュを削除する
- Cloudflare側のキャッシュ削除を行う
- シークレットウィンドウで確認する
- スマホのモバイル通信でも確認する
- それでも変わらない場合は、DNS設定やサーバー側も確認する
解決策
サイト修正が反映されない場合は、WordPress・ブラウザ・Cloudflareの順にキャッシュを確認しましょう。
制作中や頻繁に修正する時期は、Cloudflareのキャッシュが原因で確認がややこしくなることがあります。
公開前の修正期間は、一時的にCloudflareのキャッシュ設定を弱める、またはプロキシを使わずDNS onlyで進める判断もあります。
デメリット6:問い合わせフォームに影響することがある
Cloudflareのセキュリティ設定やキャッシュ設定によっては、問い合わせフォームに影響が出ることがあります。
たとえば、フォーム送信がブロックされる、reCAPTCHAがうまく動かない、管理者通知メールが届かない、フォーム送信後の画面が古いままになるといったケースです。
特に、WordPressのContact Form 7などを使っている場合は、導入後に必ずテストしましょう。
確認手順
- 問い合わせフォームを実際に送信する
- 送信完了メッセージが出るか確認する
- 管理者宛の通知メールが届くか確認する
- 自動返信メールが届くか確認する
- スマホ・パソコンの両方で送信テストする
- Cloudflare導入前後でエラーが増えていないか確認する
解決策
Cloudflare導入後は、必ず問い合わせフォームの送信テストを行いましょう。
通知メールが届かない場合は、Cloudflareだけでなく、DNSのメールレコード、WordPressのメール送信設定、SMTPプラグインも確認します。
フォームがブロックされる場合は、Cloudflareのセキュリティ設定やルール設定が強すぎないか確認しましょう。
Cloudflare DNSを使ってもいいケース
ここまでデメリットを多く書きましたが、Cloudflare DNSが悪いわけではありません。
むしろ、サイト構成を理解して使えるなら、かなり便利です。
次のようなケースでは、Cloudflare DNSを使うメリットがあります。
使ってもいいケース
- DNS設定を理解している
- 現在のDNSレコードを正しく控えている
- 独自ドメインメールの設定を確認できる
- SSLやリダイレクト設定を確認できる
- サイト表示速度やセキュリティを改善したい
- 海外アクセスや大量アクセスに備えたい
- 制作会社や保守担当がCloudflareに対応できる
- トラブル時にCloudflareを一時的に切り分けられる
Cloudflareは、理解して使うなら強いツールです。
問題は、設定の意味が分からないまま導入してしまうことです。
Cloudflare DNSを急いで使わない方がいいケース
一方で、次のような場合は、Cloudflare DNSを急いで導入しない方が安全です。
特に、事業用サイトでメールや問い合わせフォームを使っている場合は、慎重に進めましょう。
急いで使わない方がいいケース
- DNSレコードの意味が分からない
- 現在のDNS設定を控えていない
- 独自ドメインメールを使っているが設定内容を知らない
- 問い合わせフォームが重要な集客導線になっている
- サイト制作会社や保守担当がCloudflareに対応していない
- ログイン情報や管理者が分散している
- SSLやリダイレクト設定を触ったことがない
- 本番サイトでいきなり試そうとしている
このような状態で導入すると、表示トラブルが起きた時に復旧に時間がかかることがあります。
導入前に、現在のDNS設定を控え、メールやフォームの確認方法を決めてから進めるのがおすすめです。
Cloudflare DNSを使う前のチェックリスト
Cloudflare DNSを導入する前に、最低限次の項目を確認しておきましょう。
このチェックを飛ばすと、トラブル時に元に戻せなくなることがあります。
導入前チェックリスト
- 現在のネームサーバーを控えた
- 現在のDNSレコードをスクリーンショットで保存した
- Aレコード・CNAMEレコードを確認した
- MXレコードを確認した
- SPF・DKIM・DMARCを確認した
- mail用レコードを確認した
- SSL証明書の状態を確認した
- WordPressのURL設定を確認した
- 問い合わせフォームのテスト方法を決めた
- トラブル時に誰が対応するか決めた
解決策
Cloudflare DNSを導入する前に、現在のDNS設定を必ず保存しましょう。
スクリーンショットだけでも、トラブル時の復旧に役立ちます。
特に事業用サイトでは、サイト表示だけでなく、メール送受信と問い合わせフォームのテストまでセットで行うことが大切です。
Cloudflare導入後に必ず確認すること
Cloudflare DNSを導入したら、設定完了で終わりではありません。
必ず、サイト表示・SSL・メール・問い合わせフォームを確認しましょう。
導入後チェック
- トップページが表示されるか確認する
- 下層ページが表示されるか確認する
- httpsで正常に表示されるか確認する
- 管理画面にログインできるか確認する
- 画像やCSSが崩れていないか確認する
- 問い合わせフォームを送信する
- 管理者通知メールが届くか確認する
- 自動返信メールが届くか確認する
- 独自ドメインメールの送受信を確認する
- スマホ・パソコン・別回線で表示確認する
小規模事業者はCloudflare DNSを使うべき?
小規模事業者の場合、Cloudflare DNSを使うべきかどうかは、サイトの状況によります。
シンプルなホームページで、アクセスもそこまで多くなく、レンタルサーバーの標準機能で問題が出ていないなら、無理にCloudflareを入れなくてもよい場合があります。
一方で、表示速度を改善したい、セキュリティを高めたい、海外アクセスがある、DNS管理を整理したいといった目的があるなら、Cloudflareを検討する価値はあります。
判断の目安
- 今のサイトに問題がないなら、無理に導入しなくてもよい
- メールやフォームが重要なら慎重に導入する
- DNS設定が分からないなら、事前に相談した方が安全
- 表示速度やセキュリティを高めたいなら検討価値がある
- 既にCloudflareで管理しているなら、設定内容を整理しておく
- 導入するなら、現在のDNS設定を必ず保存してから行う
Cloudflareは便利ですが、すべてのサイトに必須ではありません。
目的がはっきりしている場合に、必要な範囲で導入するのが現実的です。
自分で設定するのが不安なら相談する
Cloudflare DNSは、設定自体は無料で始められます。
ただし、DNS・メール・SSL・WordPress・問い合わせフォームが絡むため、事業用サイトでは慎重に進めるべきです。
設定を間違えると、サイトが表示されないだけでなく、メールや問い合わせにも影響することがあります。
相談した方がいいケース
- DNSレコードの意味が分からない
- メール設定に自信がない
- Cloudflare導入後にサイトが表示されなくなった
- SSLエラーやリダイレクトループが出ている
- 問い合わせフォームの通知メールが届かない
- 制作会社とサーバー会社のどちらに聞けばいいか分からない
- Cloudflareのログイン情報や管理権限が分からない
- 事業用サイトで停止時間をなるべく短くしたい
WELUCAでも、Cloudflare DNSの設定確認、DNSレコードの整理、WordPress表示トラブル、メール・問い合わせフォームの確認をサポートしています。
「Cloudflareを使うべきか分からない」という段階でも、現在の構成を確認すれば判断しやすくなります。
よくある質問
DNS管理の場所が変わること、メール設定を間違えると不通になること、SSLエラーやリダイレクトループが起きること、キャッシュで修正が反映されにくくなることなどです。
正しく設定すれば問題なく使えます。ただし、MXレコード、SPF、DKIM、DMARC、mail用レコードを間違えると、メール不通や迷惑メール判定の原因になることがあります。
オレンジ雲はCloudflareのプロキシを通す状態、グレー雲はDNS onlyの状態です。Webサイト用はオレンジ雲にすることがありますが、メール用やFTP用はDNS onlyが必要な場合があります。
必須ではありません。表示速度やセキュリティ改善の目的があるなら検討できますが、今のサイトに問題がなく、DNSやメール設定が分からない場合は急いで導入しない方が安全です。
現在のネームサーバー、Aレコード、CNAME、MX、SPF、DKIM、DMARC、mail用レコードを控えておきましょう。スクリーンショットで保存しておくと復旧時に役立ちます。
まずDNSレコード、プロキシ状態、SSL設定、リダイレクト設定を確認しましょう。原因が分からない場合は、一時的にDNS onlyにしてCloudflare経由かどうかを切り分ける方法もあります。
まとめ:Cloudflare DNSは便利だが、事業用サイトでは慎重に使おう
Cloudflare DNSは、高速化やセキュリティ面で便利なサービスです。
ただし、何となく導入すると、DNS管理の場所が分からなくなったり、メールが届かなくなったり、SSLエラーやキャッシュ問題で原因の切り分けが難しくなったりします。
特に、小規模事業者のホームページでは、問い合わせフォームや独自ドメインメールが重要です。
Cloudflare DNSを使うなら、現在のDNS設定を保存し、メール・SSL・フォーム・WordPressの動作確認までセットで行いましょう。
この記事のまとめ
- Cloudflare DNSは便利だが、初心者が何となく導入すると危険
- ネームサーバーを変えると、DNS管理の場所がCloudflareに移る
- メール関連レコードを間違えると、独自ドメインメールに影響する
- オレンジ雲とグレー雲の違いを理解する必要がある
- SSL設定を間違えると、SSLエラーやリダイレクトループが起きることがある
- Cloudflareのキャッシュで修正がすぐ反映されないことがある
- 問い合わせフォームは導入後に必ずテストする
- 導入前に現在のDNSレコードを保存しておく
- 小規模サイトでは、目的がある時だけ慎重に導入する
- 不安な場合は、DNSやサーバーに詳しい人へ相談する
Cloudflare DNSは、正しく使えば心強いサービスです。
ただし、サイト・メール・SSL・問い合わせフォームに関わる重要な設定でもあります。導入前の準備と、導入後の確認を忘れずに進めましょう。
